Hot Topics
後遺症が残存することや、死亡の転帰をたどることもあるインフルエンザ脳症は、COVID-19パンデミック中に著明に減少したが、再び増加している。
作成日:2024年8月16日
ウイルス性肝炎は、結核と並び、世界第2位の感染性死亡をもたらす疾患である。WHOが公表した「Global hepatitis report 2024」によると、ウイルス性肝炎による死亡が増加している。
作成日:2024年7月16日
海外渡航者の日本脳炎リスクと予防接種の重要性日本脳炎は、主にアジア地域で広く流行する感染症である。海外渡航者における日本脳炎リスクを評価した論文を紹介する。
Asawapaithulsert(マヒドン大学)らは、最近の日本脳炎の疾病負荷を呈示し、海外渡航者における日本脳炎ワクチン接種に対する受容度や接種の方策についてレビューを行った。
作成日:2024年6月17日
欧米が警戒する日本脳炎ウイルスの侵入日本脳炎(JE)はアジア地域を中心に流行しているが、2022年にオーストラリアで発生したアウトブレイクを教訓にして、浸淫地域ではない欧米が日本脳炎ウイルス(JEV)の侵入を警戒している。
作成日:2024年3月14日
米国CDCの予防接種諮問委員会(Advisory Committee on Immunization Practices: ACIP)は、2024年の推奨予防接種スケジュールを例年より早く公表した。
作成日:2024年1月18日
ワクチンへの不安や不信から予防接種を受けない人々(ワクチン忌避: vaccine hesitancy)への対応が課題となっている。対応方法の一つである「動機付け面接」を紹介する。
作成日:2023年12月19日
インフルエンザの発生動向―COVID-19流行下における小児患者の特徴
2023/2024シーズンは、早期からインフルエンザの患者報告数が増加しており、小児患者の割合が多い傾向がみられている。
作成日:2023年11月16日
A型肝炎ワクチンの接種間隔が長期間あいた場合の追加接種の有効性や、HIV陽性のMSM(men who have sex with men)への同ワクチン接種に関する最近の報告を紹介する。
作成日:2023年10月19日
インフルエンザワクチンの接種率を向上させるために―COVID-19流行下で求められる新たな方策
COVID-19パンデミック発生後、インフルエンザワクチンの接種率に変化がみられている。接種率向上のために、新たな方策の必要性が指摘されている。
作成日:2023年9月14日
オーストラリアにおける日本脳炎のアウトブレイク―気候変動との関連と伝播拡大の可能性
2022年にオーストリアの広域で日本脳炎のアウトブレイクが起こり、多数の患者と死亡例が報告された。その要因は、何であったのか。
作成日:2023年8月22日
ポリオの抗体保有状況―2021年度感染症流行予測調査報告書から
国立感染症研究所は、2021年度の感染症流行予測調査報告書を公表した。そのなかから、ポリオに関する調査結果(感受性調査・感染源調査)を紹介する。
作成日:2023年7月11日
B型肝炎ワクチンは、すべての乳児を対象とする定期接種ワクチンである。定期接種化前後の小児のB型肝炎ウイルス感染状況、抗体保有状況からB型肝炎ワクチンの任意接種の意義を考える。
作成日:2023年6月14日
インフルエンザワクチンの有効性―2022/23シーズンの中間解析報告(米国・カナダ)―
2022/23シーズンのインフルエンザワクチンの有効性に関する中間解析結果が、米国とカナダから報告されている。
作成日:2023年4月17日
COVID-19パンデミックの影響で、WHO西太平洋地域(WPR)やWHOアフリカ地域(AFR)で小児のB型肝炎ワクチンの接種率が低下し、B型肝炎ウイルス(HBV)感染者の増加が懸念されている。米国では、成人の急性B型肝炎患者が増加している。
作成日:2023年2月14日
感染症は慢性疾患に影響を与え得るが、百日咳と基礎疾患との相互関連については明らかにされていない。基礎疾患を有する者における百日咳リスクとワクチン効果に関する報告を紹介する。
作成日:2023年1月24日
新型コロナワクチンの導入で、国内の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗体価はどう変化したか。ワクチン導入前後を比較した大規模な血清疫学調査が行われた。
作成日:2022年12月9日
2022年7月に、米国・ニューヨーク州でポリオ患者1名が報告された。背景にはポリオ含有ワクチンの低い接種率があり、患者から検出されたウイルスは、イスラエルなどで検出されたウイルスとの遺伝子学的な関連が認められた。
作成日:2022年11月7日
2022/23シーズン インフルエンザワクチン: 小児への接種
小児はインフルエンザに罹患すると重症化しやすいハイリスク者である。米国小児科学会、日本小児科学会は2022/23シーズンのインフルエンザ対策において、小児へのインフルエンザワクチン接種を推奨している。
作成日:2022年10月19日
新型コロナワクチンは5-11歳児にも適応が拡大され、接種が進められている。米国および日本の直近の安全性情報を紹介する。
作成日:2022年8月1日
ウクライナにおける戦争では、大量の難民が流出し、ウクライナおよび欧州各国では感染症の危機に瀕し、予防接種の促進が急務となっている。
作成日:2022年7月6日
アジア諸国における百日咳の現状と課題などを話し合う国際的な百日咳専門家会議が、開催された。その内容をまとめた二つの報告を紹介する。
作成日:2022年5月19日
おたふくかぜワクチンの接種後の気になる有害事象として無菌性髄膜炎などがあるが、近年の発症状況はどうなのか。国内で実施された2つの研究を紹介する。
作成日:2022年3月30日
予防接種への理解を深め、さらなる普及に向けて―製薬企業団体による予防接種啓発ツール
予防接種の普及には、被接種者や保護者に正しい知識をもってもらうことや、医療従事者と被接種者との双方向コミュニケーションのとり方が重要である。製薬企業団体による予防接種啓発ツールが作成されている。
作成日:2022年3月28日
『百日せきワクチンの接種を受けたいと思いますか?』―国内における妊婦への意向調査
生後早期の乳児を百日咳から守るために、海外では妊婦への百日せき含有ワクチン接種が推奨され行われている注)。国内では推奨されていないが、妊婦の意向はどうなのか、2つの調査研究を紹介する。
作成日:2022年3月14日
新型コロナウイルス感染症は、成人に患者が多く重症化しやすいとされていたが、小児患者の増加が顕著になっている。小児への新型コロナワクチン接種の重要性が指摘されている。
作成日:2021年11月26日
COVID-19ワクチンの接種を開始した米国では、従来の安全性監視システムに加えて、新たな方法による監視システムも導入し、予防接種後の安全性監視体制を強化している。
作成日:2021年2月18日
妊婦がインフルエンザに罹患すると、重症化しやすいことが知られている。国内で初めて、妊婦へのインフルエンザワクチン接種の費用対効果について検討した研究報告が発表された。
作成日:2020年11月25日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの同時流行が懸念されるなか、海外でもインフルエンザワクチン接種の啓発が強化されている。英国、米国の例を紹介する。
作成日:2020年11月13日
COVID-19の流行中でも、予防接種の実施を維持・向上させるために
世界的なパンデミックの最中であっても、高い接種率の達成・維持のために、さまざまな予防接種活動を続けている国や地域がある。
作成日:2020年8月26日